口臭治療に来る人とは・・・

どんな人が口臭外来に来院すると思いますか？

口の臭いが臭い人が来ると思っている方が多いと思います。

しかし実際は全然違うのです。

自分が口臭があると感じている人が受診するんです。

もう一度言います！あると感じてる人です。

口臭治療を受けようという不安気持ちが動機なんです。

なので、大学病院の口臭外来へ行った人が
その後に木馬歯科の口臭外来に受診することもあるのです。

不思議なことだと思うのですがこれが結構いるんです。

大学病院で行った口臭外来では納得しなかったんですね。

大学病院には７台くらいはあると思う口臭測定器は
木馬歯科には２台しかないのです。

大学病院で検査したすべての口臭測定器の検査結果が基準より下だったのです。

ですから担当Drからは「あなたは口臭がありません」と診断されるのです。

そこで、「無かったんだ！良かった！」と患者さんが思えば口臭治療は終了です。

しかし、「これだったら、口臭外来を受診する前と同じじゃないの」患者さんは思うのです。

そして「先生、口臭を治して欲しい」と言います。

ですが、口臭がしない人を治す方法はない、担当Drは思うのです。

この時にだいたいは言い合いになります。

あまりに患者さんがしつこいと担当Drは「この人はおかしい」と心の中で思うでしょう。

こうなってしまったことで患者さんは別の口臭外来を探し事になるのです。

口臭を測るものが口臭測定器ではありません。

原因となるであろう特定ガスの濃度を測っているだけなんです。

口臭測定器はのしょせん機械の鼻なんです。

人間の鼻でしか口臭はわかりません。

官能検査と言って

患者さんの吐く息の臭いや口腔内の臭を直接嗅ぐのです。

これがやっぱり一番正しく口臭を感じれます。